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演劇・舞台の話。

などと一言ですませないような、
激しさ、真剣さ、熱さが伝わってくる作品だった。


画像
恩田 陸
毎日新聞社 2006/03/15
単行本 ( 462010700X )
[ 価格 ] ¥1,680
[ 中古 ] ¥978

満足度 : ★★☆☆☆

出版社 / 著者からの内容紹介
「まだそっち側に行ってはいけない。そっち側に行ったら、二度と引き返せない。」
幼い時から舞台に立ち、多大な人気と評価を手にしている若きベテラン・東響子は、奇妙な焦りと予感に揺れていた。伝説の映画プロデューサー・芹澤泰次郎が芝居を手がける。近々大々的なオーディションが行われるらしい。そんな噂を耳にしたからだった。同じ頃、旗揚げもしていない無名の学生劇団に、ひとりの少女が入団した。舞台経験などひとつもない彼女だったが、その天才的な演技は、次第に周囲を圧倒してゆく。稀代のストーリーテラー・恩田陸が描く、めくるめく情熱のドラマ。
演じる者だけが見ることのできるおそるべき世界が、いま目前にあらわれる!

こういう言い方は良くないのだが、「普通の話」だ。

不思議な世界でもなく、殺人が起こるのでもなく、
ごくごく一般的な、この現代が舞台だった。

満足度が低いのは、
「ファンタジー・ホラー系だと思ったら違っていた」
ということと、
「演劇界の話」
だったからかもしれない。

故に、演劇・舞台が好きな人に、より楽しめる作品かもしれない。


俺は演劇・舞台の事は、からきしで疎いのなんのってLVじゃねぇ。
ちゃんと金払う舞台は、パルコで古田新太らの舞台を一度、
他は、友人らがやってる舞台を数度見た程度だ。
※『劇団☆新感線』と聞いても「ナニソレオイシイノ?」状態だ。
 今思うと行くべきだったな。

だからかもしれんが、充分堪能できなかった。



だが、読んでいてwktkする部分は非常に多い。


緊張感、高揚。 何かが始まる前の興奮。
舞台から伝わるエネルギー。



作者は演劇をやったことがあるんじゃないか?と錯覚するほど
描写がリアルに感じられる。
その点では、楽しめる。


しかし、演劇が分からない俺は実際の舞台を見ても
演技者が少女になったり老女になったりもしないし、
性別も変わったように見えないに違いない。
それと同様に登場人物が、どんなに素晴らしい演技をしても
「んなことあるかい」的な視点で見てしまう


ちっと自分にはもったいない作品だった。
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