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2009
06/04
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ゴールデンスランバー / 伊坂 幸太郎 |
ミステリっつーか、人間ドラマっつーか、
サスペンスっつーか、逃走モノ。
2010年に映画化される作品。
ってぇのは、読み終わってから知った。
いつものことだが下記のタグを作る時、
「ゴールデンスランバー」を検索した「映画化」と。
2008年に絶賛されていた作品らしいんだが、
どうも「面白いですよ!オススメですよ!」と広告がでると
読む気がなくなる性格のせいか、発売直後に読んでいなかった。
月並みだが、プリズンブレイクさながらの手に汗握る(程でもないが)逃走劇だ。
確かに、読みやすい、映像が目に見えるような文章だ。
伊坂ならではのリアリティのあるフィクションなのだが、
「偶然」という道具を使った
少々デキすぎな「ピタゴラそうち」※
という印象を受けた。
楽しめる作品には違いないのだが、「うーん」と唸ってしまう。
何故? 主人公が候補なんだ?
何故? この人が助けてくれるんだ?
何故? ここで逃げ切れるんだ?
何故? 信用してしまうんだ?
ただ、このひねくれた俺でさえも手放しで絶賛する点は
「群集心理の怖さ」の描写だ。
マスメディアに踊らされている人間の心理とでもいうべきか?
作者の言いたい事のひとつは、それこそ月並みだが、
TVや新聞、ネット等の情報は
「事実であって、真実ではない」という事かもしれない。
ラストは人それぞれだと思うが、
個人的に青柳(主人公)が不憫に思えてしかたなかった。
サスペンスっつーか、逃走モノ。
2010年に映画化される作品。
ってぇのは、読み終わってから知った。
いつものことだが下記のタグを作る時、
「ゴールデンスランバー」を検索した「映画化」と。
伊坂 幸太郎
満足度 : ★★★☆☆
新潮社 2007/11/29
ハードカバー ( 4104596035 )
[ 価格 ] ¥1,680
[ 中古 ] ¥567
ハードカバー ( 4104596035 )
[ 価格 ] ¥1,680
[ 中古 ] ¥567
満足度 : ★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
2008年に絶賛されていた作品らしいんだが、
どうも「面白いですよ!オススメですよ!」と広告がでると
読む気がなくなる性格のせいか、発売直後に読んでいなかった。
月並みだが、プリズンブレイクさながらの手に汗握る(程でもないが)逃走劇だ。
確かに、読みやすい、映像が目に見えるような文章だ。
伊坂ならではのリアリティのあるフィクションなのだが、
「偶然」という道具を使った
少々デキすぎな「ピタゴラそうち」※
という印象を受けた。
楽しめる作品には違いないのだが、「うーん」と唸ってしまう。
何故? 主人公が候補なんだ?
何故? この人が助けてくれるんだ?
何故? ここで逃げ切れるんだ?
何故? 信用してしまうんだ?
ただ、このひねくれた俺でさえも手放しで絶賛する点は
「群集心理の怖さ」の描写だ。
マスメディアに踊らされている人間の心理とでもいうべきか?
作者の言いたい事のひとつは、それこそ月並みだが、
TVや新聞、ネット等の情報は
「事実であって、真実ではない」という事かもしれない。
ラストは人それぞれだと思うが、
個人的に青柳(主人公)が不憫に思えてしかたなかった。
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