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2009
05/30
|
薪の結婚 / ジョナサン キャロル |
なんだ!この本は!?
ファンタジーか? ホラーか? 分からん。
調べてみるとダークファンタジーらしいが、
一言では言い表せにぃ。
前半と後半で別の話か?と思ってしまう。
後半とんでもない展開になにもかかわらず、
引き付けられ、引き込まれた。
タイトルからして、よく分からんタイトルだ。
薪の結婚。
大扉の冒頭の部分も興味を引く。
思い出に値することが起きる度に
木片(きぎ)れを拾う。
主人公のミランダは稀覯本を扱う古書業者だ。
アレだ、頭が悪そうな例えだが、
なんでも鑑定団なんかに出てくるような珍しい本ってことだろ?
wktkしながら読み始めたんだが、
少したつと首をかしげたくなった。
一人の女性の日常を描いてるだけじゃね?
なんだコレ、ただのラブロマンスか?
しかし、途中から何かがおかしくなってきた。
そこには、スティーブンキングを感じさせる不気味さがあった。
いや~、ちっと違うか。
不思議としか言いようがない「何か」があった。
何気ない日常に突然割り込んでくる「ありえない風景」。
幽霊でもなく、未来の光景のようだが
主人公に干渉できるってことは実在している?
あぁ、分からん。不気味だ、不思議だ。幻想的だ。
読んでいて小さな違和感を感じているものが、
後で大きな意味を持つようになってくる。
若干ネタバレだが、ミランダ(主人公)は、
読み始めた頃素敵な女性に描かれているが、
徐々に自己中で嫉妬深い性格に感じられてくる。
ジワジワと分かってくるように描かれている。
そして、「おかしい、訳が分からん」と思っていると、
突然、予想もしない展開になる。
参った。 想定外の展開だ。
これはオススメの作品だ。
簡単な事を言っているようで、
人生の真髄を語っているようだ。
余談。
読み終えて裏表紙のカバーの見返し見て驚いた。
「死者の書」が紹介されていた。
友人が絶賛し、薦めていた本だ。
この本の事をすっかり忘れていたのだが、
知らず知らずに 同じ作者の作品を読んでいた。
次は「死者の書」に手を出してみようと思う。
ファンタジーか? ホラーか? 分からん。
調べてみるとダークファンタジーらしいが、
一言では言い表せにぃ。
前半と後半で別の話か?と思ってしまう。
後半とんでもない展開になにもかかわらず、
引き付けられ、引き込まれた。
Jonathan Carroll
満足度 : ★★★★☆
東京創元社 2008/04
文庫 ( 4488547125 )
[ 価格 ] ¥924
[ 中古 ] ¥284
文庫 ( 4488547125 )
[ 価格 ] ¥924
[ 中古 ] ¥284
満足度 : ★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
想い出に値する出来事があるたびに木片を拾う。人生が終わりを迎えるとき、それを薪にして火を熾す―“薪の結婚”。教えてくれたのは最愛の人。彼と住むこの館ですべては起きた。死亡した恋人の来訪、いるはずのない子どもたちの笑い声、知り得なかったわたしの“罪”。罪と罰、そして贖いの物語は、あらゆる想像を凌駕する結末を迎える。鬼才キャロルにのみ許された超絶技巧。
想い出に値する出来事があるたびに木片を拾う。人生が終わりを迎えるとき、それを薪にして火を熾す―“薪の結婚”。教えてくれたのは最愛の人。彼と住むこの館ですべては起きた。死亡した恋人の来訪、いるはずのない子どもたちの笑い声、知り得なかったわたしの“罪”。罪と罰、そして贖いの物語は、あらゆる想像を凌駕する結末を迎える。鬼才キャロルにのみ許された超絶技巧。
タイトルからして、よく分からんタイトルだ。
薪の結婚。
大扉の冒頭の部分も興味を引く。
思い出に値することが起きる度に
木片(きぎ)れを拾う。
主人公のミランダは稀覯本を扱う古書業者だ。
アレだ、頭が悪そうな例えだが、
なんでも鑑定団なんかに出てくるような珍しい本ってことだろ?
wktkしながら読み始めたんだが、
少したつと首をかしげたくなった。
一人の女性の日常を描いてるだけじゃね?
なんだコレ、ただのラブロマンスか?
しかし、途中から何かがおかしくなってきた。
そこには、スティーブンキングを感じさせる不気味さがあった。
いや~、ちっと違うか。
不思議としか言いようがない「何か」があった。
何気ない日常に突然割り込んでくる「ありえない風景」。
幽霊でもなく、未来の光景のようだが
主人公に干渉できるってことは実在している?
あぁ、分からん。不気味だ、不思議だ。幻想的だ。
読んでいて小さな違和感を感じているものが、
後で大きな意味を持つようになってくる。
若干ネタバレだが、ミランダ(主人公)は、
読み始めた頃素敵な女性に描かれているが、
徐々に自己中で嫉妬深い性格に感じられてくる。
ジワジワと分かってくるように描かれている。
そして、「おかしい、訳が分からん」と思っていると、
突然、予想もしない展開になる。
参った。 想定外の展開だ。
これはオススメの作品だ。
簡単な事を言っているようで、
人生の真髄を語っているようだ。
余談。
読み終えて裏表紙のカバーの見返し見て驚いた。
「死者の書」が紹介されていた。
友人が絶賛し、薦めていた本だ。
ジョナサン・キャロル
東京創元社 1988/07
文庫 ( 448854701X )
[ 価格 ] ¥840
[ 中古 ] ¥1
文庫 ( 448854701X )
[ 価格 ] ¥840
[ 中古 ] ¥1
出版社/著者からの内容紹介
ぼくの目の前で少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?……ここはアメリカの小さな町。一人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。でも知らなかった。この世には行ってはならない町があることを。衝撃のダーク・ファンタジイ。
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくの目の前で、少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?…ここはアメリカの小さな町。1人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。だが知らなかった、この世には行ってはならない町があることを。ファンタジィ・ホラー驚異の処女作。
ぼくの目の前で少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?……ここはアメリカの小さな町。一人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。でも知らなかった。この世には行ってはならない町があることを。衝撃のダーク・ファンタジイ。
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくの目の前で、少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?…ここはアメリカの小さな町。1人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。だが知らなかった、この世には行ってはならない町があることを。ファンタジィ・ホラー驚異の処女作。
この本の事をすっかり忘れていたのだが、
知らず知らずに 同じ作者の作品を読んでいた。
次は「死者の書」に手を出してみようと思う。
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