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2024
04/23

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ミステリ、ホラー、オカルトといったようなモノが
詰め込まれているような作品だった。

まず、目を引く異形の表紙
特徴のある書体も主張している。

赤いバックに描かれているのは、目に包帯を巻いた人間の頭を付けた鳥の怪物だ。


6つの作品が収録されている。
どの作品も「(色々な意味での)モンスター」が登場する。
  • もう一人の私がもう一人
  • 半熟卵にしてくれと探偵は言った
  • 死人の車
  • Jazzy
  • 箱の中の箱
  • モンスターズ

画像
山口 雅也
講談社 2008/03
単行本 ( 4062145936 )
[ 価格 ] ¥2,310
[ 中古 ] ¥150

満足度 : ★★☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
誰のなかにも潜んでいるモンスター、それに乗っ取られた時に始まるミステリ―深く、濃く、そしてゆっくりと謎は深まる…『ミステリーズ』『マニアックス』に続くシリーズ第3弾。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 雅也
横須賀市生まれ。1989年『生ける屍の死』でデビュー。同作で「このミステリーがすごい!」の1990年から2000年の10年間でナンバー1に選ばれた。95年『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本をあまり読まない俺は「山口雅也」という作家を知らなかった。
加えて、読解力がないせいか面白さが分からないのかもしれない。

「よく分からないが凄い」とヒシヒシと感じるものはあったが、
手放しで面白い!と思えなかった。



◎もう一人の私がもう一人
トッペルゲンガーの話。
タモリが出てくる「世にも奇妙な物語」の作品みたいだなぁと思っちまった。
不思議で、それでいて不安になるような話だった。


◎半熟卵にしてくれと探偵は言った
ミステリ作品だと思うが、よく分からなかった。
読み取れなかった部分が多いのか、
「だから何なんだ?」と首をひねってしまった。


◎死人の車
夏によく聞かれるような怪談話。


◎Jazzy
さっぱり意味がわからねぇw
なんかラリった奴の日記のようだった。
「奇妙な果実」っつー言葉が出てきた時に「ゴスペル」や「黒人霊歌」を連想したが、やはり意味が分からんかった。
Billie HolidayAlbert Aylerについて知らないとイミフな作品なんだろうか。


◎箱の中の箱
一番面白かった。興味を惹かれた
前半にググっと引き付けられるが、
後半になって「あれ?」というような幕引きで肩透かしだったな。
しかし、「秘密箱」を買いに箱根に行きたくなるような作品だった。


◎モンスターズ
ヒトラーやら出てくる時代が舞台だ。
おなじみの海外のモンスターが登場する。
これはSFじゃないんか?
次の展開が予想したとおりになってしまうんだが、結構面白い。
結構面白いが、先が読めすぎて飽きてくる。




すげぇ面白い!と思ったわけじゃないが、何故か気になる作品ばかりだった。

他の作品も読んでみたいもんだ。
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