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2010
11/25
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SOSの猿 / 伊坂幸太郎 |
ほどよく更新がされている状態を継続すべく更新。
,r'ニニニヾヽ、 //ニニニヽ、
("´ ̄ ̄ヾ)) _____ ((/ ̄ ̄`゙`)
| 、ィ_ノと)' / "\, 、/"\ (つ(_,,ア |!
i| ` イ_/ / (‐-、)、 ,(,-‐ ) \. \_Y |!
.ヽ、 ' ( / `゙(__人__)'" \ / ` /
\ \l i| |! l/ /
l|l \ \ 、i|,/⌒ヾ、|!;, / / |l
\ ヾ `ー一'´ ィ /
ヾ、 ``"´ /
゚ |! Y ィ |! 。
,. ' 、/ ヾ ´ ’ `
゚, i! `| ゜、l! i|!; ゚ ゜ 。
ヾ从ソヾ、, ;;ソ'人゚;,ィ~;;へ、ィヘ;;´ンy∧从/∨ゞ〆´ ,.,
_..〆 ..:::ソ ..:_::ノ .::j .:::ノ`ソ´::ゝ .::::...ヽ _.:::`
読み終えた直後の感想は、
壮大な、こじんまりとした物語
キライじゃない。
面白かった!
が、何か少し物足りない。
主人公(?)らしき人物(?)が2人(?)おり、交互に物語が語られる形式。
●「私の話」 ←┐少しずつ区切られながら
●「猿の話」 ←┘交互にストーリーが進む
最初の「猿の話」を読み始めた時、何か違和感を感じた。
それ以降の「猿の話」の部分を読む度にモヤモヤするのだ。
まず、「私の話」の主人公である遠藤二郎。
平凡な家電販売員であり、エクソシストもどきの副業(?)を行うというスーパーマンを思い起こさせる設定。
突飛な設定なのだが、読んでも読んでもポヤ~ンとしたイメージしか想像できない男なのだw
それに引き換え、メタ視線で語られる「猿の話」の主人公である五十嵐真。
システム会社の会社員という平凡な設定にも関わらず、
読み進む程、現実的でない論理的・生真面目・無感情な人間。
こんな性格の奴いねぇ!
しかし、読めば読むほど2つの話がどうなるんだ?
話が広がりすぎて、手に負えなくなりそうだ。
モヤモヤ、ワクワク。
しかし、「猿の話」の違和感が晴れない。
この居心地の悪さは何だろう?
そして気づいた。
「猿の話」は不自然。メタ視線。
そう素人の三文小説のように不自然なのだ。
本当に伊坂幸太郎の作品なんだろうか?と思ってしまう程なのだ。
これ以上はネタバレになってしまうので書けないが
後半になり
一気に疑問が解消される!
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|:::::::::::::;::::::::::::::::/ ヾ、;::::ヽ、 r‐''''7 /'" そーなんだ!
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';:::::::::;:::::::::::i ', ',_', ",.-}___,,,', 'i ィ'
だから「猿の話」が、おかしな文章だったんだな。
なるほどなー。
ある意味伊坂幸太郎にヤラレタ感と、
後半まで読者として放ったらかし状態にされた感の
複雑な心境だw
個人的には、楽しく読めた。
キライじゃないゼこの手法。
しかし、主人公に詰め込み過ぎたが故の期待値上昇過多、
ハードルを上げ過ぎたか?っつー感じがした。
だから、
壮大な、こじんまりとした物語
という感想に至ったわけだ。
そうそう、この本を読むに当たっては
西遊記に詳しいとより楽しめるはず。
因みに俺は、高校だったかに西遊記と五行の関連性にハマり
(五行との関連性は、奥が深すぎて本当に面白かった)
原文に近いものを読もうとし、あまりにも原文が難解・自分が知っている内容と違っていた為、すぐに秋田過去がある。
(´ω`) < アノ頃は(今も)お馬鹿なんだからね!
今読んだら、面白く感じるかもわからんね。
,r'ニニニヾヽ、 //ニニニヽ、
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伊坂 幸太郎
満足度 : ★★★☆☆
中央公論新社 2009/11/26
単行本 ( 4120040801 )
[ 価格 ] ¥1,575
[ 中古 ] ¥774
単行本 ( 4120040801 )
[ 価格 ] ¥1,575
[ 中古 ] ¥774
満足度 : ★★★☆☆
内容紹介
ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。
ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。
読み終えた直後の感想は、
壮大な、こじんまりとした物語
キライじゃない。
面白かった!
が、何か少し物足りない。
主人公(?)らしき人物(?)が2人(?)おり、交互に物語が語られる形式。
●「私の話」 ←┐少しずつ区切られながら
●「猿の話」 ←┘交互にストーリーが進む
最初の「猿の話」を読み始めた時、何か違和感を感じた。
それ以降の「猿の話」の部分を読む度にモヤモヤするのだ。
まず、「私の話」の主人公である遠藤二郎。
平凡な家電販売員であり、エクソシストもどきの副業(?)を行うというスーパーマンを思い起こさせる設定。
突飛な設定なのだが、読んでも読んでもポヤ~ンとしたイメージしか想像できない男なのだw
それに引き換え、メタ視線で語られる「猿の話」の主人公である五十嵐真。
システム会社の会社員という平凡な設定にも関わらず、
読み進む程、現実的でない論理的・生真面目・無感情な人間。
こんな性格の奴いねぇ!
しかし、読めば読むほど2つの話がどうなるんだ?
話が広がりすぎて、手に負えなくなりそうだ。
モヤモヤ、ワクワク。
しかし、「猿の話」の違和感が晴れない。
この居心地の悪さは何だろう?
そして気づいた。
「猿の話」は不自然。メタ視線。
そう素人の三文小説のように不自然なのだ。
本当に伊坂幸太郎の作品なんだろうか?と思ってしまう程なのだ。
これ以上はネタバレになってしまうので書けないが
後半になり
一気に疑問が解消される!
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だから「猿の話」が、おかしな文章だったんだな。
なるほどなー。
ある意味伊坂幸太郎にヤラレタ感と、
後半まで読者として放ったらかし状態にされた感の
複雑な心境だw
個人的には、楽しく読めた。
キライじゃないゼこの手法。
しかし、主人公に詰め込み過ぎたが故の期待値上昇過多、
ハードルを上げ過ぎたか?っつー感じがした。
だから、
壮大な、こじんまりとした物語
という感想に至ったわけだ。
そうそう、この本を読むに当たっては
西遊記に詳しいとより楽しめるはず。
因みに俺は、高校だったかに西遊記と五行の関連性にハマり
(五行との関連性は、奥が深すぎて本当に面白かった)
原文に近いものを読もうとし、あまりにも原文が難解・自分が知っている内容と違っていた為、すぐに秋田過去がある。
(´ω`) < アノ頃は(今も)お馬鹿なんだからね!
今読んだら、面白く感じるかもわからんね。
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