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2011
01/24
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粘膜兄弟 / 飴村 行 |
前回書いたグッチャネッチャエロドロ作品のシリーズ第三弾。
つか、この作品もそうなのだが
昨年の秋口~年末に10冊以上読んでるはずだが、
サッポリ読書メモがつけられない!
危うくまた持ってる本をまた買いそうになったよ!
重複しないように俺メモ的なブログのはずが、
サッポリ役に立たぬ(゚Д゚)!!
さて、本題。
グチャネチャエロ痛いLOVE、
そして「縁」の話。
双子の兄弟の大冒険って感じか。
舞台は、どうやら「粘膜蜥蜴」と同じ世界のようだ。
太平洋戦争時代の軍事国家のパラレルワールドの日本。
世間知らずの双子の兄弟、磨太吉(マタ)と矢太吉(ヤタ)。
こいつら2人がすごい。
一般常識を知らないような浮世離れした奴らにもかかわらず、
なんだかんだと生計を立て生活できている。
へもやんと言われる小さい変な爺さんのおかげだ。
なんだこいつ人間なのか?別の生物なのか?
前作と同じ世界か?と冒頭で感じた予想どうりだ。
ナムール国、爬虫人なんかが出てくると
おっ、これはwとなんとも言えない懐かしさを感じてしまった。
場面展開は、前作と似ており
日本 → 戦地 → 日本
と、ワールドワイド(?)なのだが、
前作と異なるのは主役が双子の兄弟であり、
ひたすら兄弟(特に磨太吉(マタ))視点であることだ。
そのせいなのか、場面描写が非常に緻密になった分、
スケールが小さく感じられた。
逆にターゲットが主人公(マタ)に絞られた為、数々のイベントシーンが非常に楽しめた。
痛いシーンは、イタイイタイイタイイタイイタイ!(゚Д゚)だ!!!
読んでいるこっちのほうがハラハラしてしまう場面も多々ある。
この双子は一般常識がないのだが、世渡りがウマイ。
度胸もある。
つか、本能の赴くままに生きている。
ぶっちゃけ、こんな兄弟お近づきになりたくはない。
しかし。
しかしだ。
なぜだろう?
読み進める毎に、親近感が沸いてくる。
一般常識を欠いた世間離れした人種だと思っていたはずが、
なぜか、非常にマトモに思えてきてしまう。
食欲・睡眠欲・性欲・生存本能・
無意味な殺傷をしない。
そう、そのまま、ありのままなのだ。
内面をさらけ出している危うい存在だ。
逆か!?
さらけ出しているが故に最強なのか?
最後の最後は、
「アァーーーーーーーーーッ!」
だしなw
今回もホラー文庫となってはいるが、人間ドラマ作品だと思えた。
面白いのだが、読む人を選ぶ作品だ。
つか、この作品もそうなのだが
昨年の秋口~年末に10冊以上読んでるはずだが、
サッポリ読書メモがつけられない!
危うくまた持ってる本をまた買いそうになったよ!
重複しないように俺メモ的なブログのはずが、
サッポリ役に立たぬ(゚Д゚)!!
さて、本題。
グチャネチャエロ痛いLOVE、
そして「縁」の話。
双子の兄弟の大冒険って感じか。
飴村 行
満足度 : ★★★★☆
角川書店
(角川グループパブリッシング)
文庫 ( 4043913036 )
[ 価格 ] ¥780
[ 中古 ] ¥229
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満足度 : ★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
ある地方の町外れに住む双子の兄弟、須川磨太吉と矢太吉。戦時下の不穏な空気が漂う中、二人は自力で生計を立てていた。二人には同じ好きな女がいた。駅前のカフェーで働くゆず子である。美人で愛嬌があり、言い寄る男も多かった。二人もふられ続けだったが、ある日、なぜかゆず子は食事を申し出てきた。二人は狂喜してそれを受け入れた。だが、この出来事は凄惨な運命の幕開けだった…。待望の「粘膜」シリーズ第3弾。
ある地方の町外れに住む双子の兄弟、須川磨太吉と矢太吉。戦時下の不穏な空気が漂う中、二人は自力で生計を立てていた。二人には同じ好きな女がいた。駅前のカフェーで働くゆず子である。美人で愛嬌があり、言い寄る男も多かった。二人もふられ続けだったが、ある日、なぜかゆず子は食事を申し出てきた。二人は狂喜してそれを受け入れた。だが、この出来事は凄惨な運命の幕開けだった…。待望の「粘膜」シリーズ第3弾。
舞台は、どうやら「粘膜蜥蜴」と同じ世界のようだ。
太平洋戦争時代の軍事国家のパラレルワールドの日本。
世間知らずの双子の兄弟、磨太吉(マタ)と矢太吉(ヤタ)。
こいつら2人がすごい。
一般常識を知らないような浮世離れした奴らにもかかわらず、
なんだかんだと生計を立て生活できている。
へもやんと言われる小さい変な爺さんのおかげだ。
なんだこいつ人間なのか?別の生物なのか?
前作と同じ世界か?と冒頭で感じた予想どうりだ。
ナムール国、爬虫人なんかが出てくると
おっ、これはwとなんとも言えない懐かしさを感じてしまった。
場面展開は、前作と似ており
日本 → 戦地 → 日本
と、ワールドワイド(?)なのだが、
前作と異なるのは主役が双子の兄弟であり、
ひたすら兄弟(特に磨太吉(マタ))視点であることだ。
そのせいなのか、場面描写が非常に緻密になった分、
スケールが小さく感じられた。
逆にターゲットが主人公(マタ)に絞られた為、数々のイベントシーンが非常に楽しめた。
痛いシーンは、イタイイタイイタイイタイイタイ!(゚Д゚)だ!!!
読んでいるこっちのほうがハラハラしてしまう場面も多々ある。
この双子は一般常識がないのだが、世渡りがウマイ。
度胸もある。
つか、本能の赴くままに生きている。
ぶっちゃけ、こんな兄弟お近づきになりたくはない。
しかし。
しかしだ。
なぜだろう?
読み進める毎に、親近感が沸いてくる。
一般常識を欠いた世間離れした人種だと思っていたはずが、
なぜか、非常にマトモに思えてきてしまう。
食欲・睡眠欲・性欲・生存本能・
無意味な殺傷をしない。
そう、そのまま、ありのままなのだ。
内面をさらけ出している危うい存在だ。
逆か!?
さらけ出しているが故に最強なのか?
最後の最後は、
「アァーーーーーーーーーッ!」
だしなw
今回もホラー文庫となってはいるが、人間ドラマ作品だと思えた。
面白いのだが、読む人を選ぶ作品だ。
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