2008 10/12 乃南アサ ※11冊分

このauのCMが放送されてから、随分経つが
この曲が頭から離れない！離れにくい！

▼MiChi / PROMiSE
早くシンプルコースに変更してぇ( ´A｀)

だが、フルサポートコースの期限満了は来年の３月。
まだ遠い。

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少し前、自分の中で「乃南アサ」祭りだった。
ちと振り返ってみる。

長編は「凍える牙」のみ。
他は短編が多いので読みやすかったのも理由の１つだ。 

凍える牙 (新潮文庫)

乃南 アサ

新潮社　2000/01
文庫 ( 4101425205 )
[ 価格 ]　¥740
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★★★

内容（「BOOK」データベースより）
深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した!遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか?野獣との対決の時が次第に近づいていた―。女性刑事の孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めた直木賞受賞の超ベストセラー。

再生の朝 (新潮文庫)

乃南 アサ

新潮社　1998/01
文庫 ( 4101425159 )
[ 価格 ]　¥460
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★★☆

内容（「BOOK」データベースより）
十月七日午後五時三十分。萩行きの夜行高速バスが品川のバスターミナルを出発した。乗客乗務員は十二人。約十四時間で目的地到着の予定だったのだが…。深夜に乗務員が殺害され、バスは殺人者とともに、何処とも知れぬ闇の中に放り出される。台風接近で風雨も激しさを増し―。それぞれの人生を背負って乗り合わせた登場人物たちの多視点から恐怖の一夜を描く、異色のサスペンス。

鍵 (講談社文庫)

乃南 アサ

講談社　1996/12
文庫 ( 406263435X )
[ 価格 ]　¥580
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

出版社／著者からの内容紹介
高校2年生の麻里子のカバンに、知らぬ間に1つの鍵が押しこめられた──。近所で連続して起きる通り魔事件は、ついに殺人にまでエスカレート。父も母もいなくなった障害を持つ女子高生と、その面倒を見なければいけなくなった兄や姉との心の通い合いをも見事に描いた、新直木賞作家の泣ける名作ミステリー。

窓 (講談社文庫)

乃南 アサ

講談社　1999/07
文庫 ( 4062646412 )
[ 価格 ]　¥580
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

出版社／著者からの内容紹介
私は、どこへ行けばいいんだろう。高校3年生の麻里子は、進学や友人関係など変わりゆく周囲にとまどう。そんな彼女のまわりで起きた毒入りジュース事件。事件に関わる少年が自分と同じ聴覚障害を持つと知り麻里子は……。思春期の少女の微妙な心模様と家族の愛情を描いた、『鍵』に続く傑作青春ミステリー。

水の中のふたつの月 (文春文庫)

乃南 アサ

文藝春秋　2003/11
文庫 ( 4167652056 )
[ 価格 ]　¥590
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

出版社/著者からの内容紹介
人間の弱さと脆さを描く乃南ワールド
偶然再会したかつての仲良し三人組。過去の記憶がよみがえるとき、それぞれがかかえていた暗い秘密と、心の奥の醜さが姿をあらわす

夜離(よが)れ (新潮文庫)

乃南 アサ

新潮社　2005/03
文庫 ( 4101425396 )
[ 価格 ]　¥460
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは…「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした(私)を襲った突然の不幸…「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。

ヴァンサンカンまでに (文春文庫)

乃南 アサ

文藝春秋　2008/03/07
文庫 ( 4167652064 )
[ 価格 ]　¥540
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
アパレルメーカー新入社員の仲江翠は、入社後すぐにエリート課長との不倫が始まったが、しばらくして同期で課長の部下とも交際。きちんと仕事もこなしつつ、ゲーム感覚の恋愛を楽しんでいた。だが、同じように社内不倫をしていた女子社員に思わぬ事件が発生。それを機に翠の恋愛ゲームにも暗雲が立ち込める。

不発弾 (講談社文庫)

乃南 アサ

講談社　2002/01
文庫 ( 4062732955 )
[ 価格 ]　¥520
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
退屈な日常がキレる。怒り、殺意、逆襲…。ひそかに炸裂の瞬間を待つ都会人の心の中の不発弾。新しい都市伝説を描く傑作作品集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

悪魔の羽根 (新潮文庫)

乃南 アサ

新潮社　2004/10
文庫 ( 410142537X )
[ 価格 ]　¥500
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
日本の銀行マンと結婚したフィリピン女性が、転勤で九州から新潟へ移った途端に経験した、雪国という未知の空間。ふさいだ気分が周囲への憎悪に変わる様子を描いた表題作「悪魔の羽根」。早春、恋愛中の女性が突然、姿を消した謎に季節特有の悩みを絡めた「はなの便り」など、四季の風景を織りまぜながら、男女の心模様、友人同士の心のズレを浮き彫りにする。ちょっぴり恐い7つの物語。

躯(からだ) (文春文庫)

乃南 アサ

文藝春秋　2002/11
文庫 ( 4167652048 )
[ 価格 ]　¥470
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★☆☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
お臍の整形手術を娘にせがまれた母親。女性の膝に異常に興奮する中年サラリーマン。頭髪を気にして怪しい育毛剤に手を出した青年。「アヒルのようなお尻」と言われた女子高校生。顎を殴ることに魅入られたプータロー。日常が一瞬にして非日常に激変する「怖さ」を描いた新感覚ホラー小説集。

紫蘭の花嫁 (文春文庫)

乃南 アサ

文藝春秋　2000/11
文庫 ( 4167652013 )
[ 価格 ]　¥570
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★☆☆☆

内容（「BOOK」データベースより）
「あいつから逃げなきゃ!」執拗に追ってくる男の影に脅えつつ、逃亡を続ける花屋の店員、三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、刑事部長・小田垣の苦悩の日々が始まった…。追う者と追われる者の心理が複雑に絡み合い、やがて衝撃のクライマックスへ。傑作長篇ミステリー。

【読んで満足】
・凍える牙

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【清清しい気分になる】
・再生の朝
・鍵
・窓

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【女のドス黒い怖さ】
・水の中のふたつの月
・夜離れ
・ヴァンサンカンまでに

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【何気ない日常にある怖さ】
・不発弾
・悪魔の羽根
・躯

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【ラストのオチが残念】
・紫蘭の花嫁

ドラマを全く見ないので知らなかったが、
2001年にNHK総合で凍える牙はドラマ化されていたらしい。
（「アフリカの蹄／帚木蓬生（著）」も
NHKでドラマになっていたのも知らなかったなぁ。）
人体発火、正体不明の怪物。
SF小説のような設定の事件を解明する女刑事。
騙されたと思って読み始めるとやられた。
一般的なミステリには違いないが、ひきつけられる。
男社会である警察内部の描写がリアルだ。
この一冊から乃南アサにハマった。

読み終わった後、気分がいいのは「再生の朝／鍵／窓」。

「再生の朝」は、人の本性を描いたサスペンスだと感じた。
良い人に見える人が、嫌な人。
嫌な奴に思えた人が、親切な人。
これは嵐になりそうな夜に読むと一層面白く感じるかもしれない。

「鍵」と「窓」に登場する麻里子の性格には辟易させられたが、
逆に、その彼女の成長が気分良く感じられるミステリ。

「水の中のふたつの月」は、恐ろしい。
怖いでなく、恐ろしい。　女は本当に恐ろしいというサスペンス。

いやー、女って怖いね(ﾟ∀ﾟ)