2010 03/28 ジェネラル・ルージュの凱旋 / 海堂 尊

ＴＶのCMでドラマ化されると言ってたので思い出した。


チーム・バチスタ2
ジェネラル・ルージュの凱旋
（公式サイト）　http://ktv.jp/general/index.html


邦画やドラマが苦手な自分にとって、キツい一冊であった。

原作を読んだのは、結構前だ。

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

海堂 尊

宝島社　2009/01/08
文庫 ( 4796667679 )
[ 価格 ]　¥500
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★★☆☆

内容紹介
『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』でおなじみ海堂尊が贈る、大人気〈田口・白鳥シリーズ〉みたび登場。伝説の歌姫が東城大学医学部付属病院に緊急入院した頃、不定愁訴外来担当の田口公平の元には匿名の告発文書が届いていた。“将軍(ジェネラル)”の異名をとる、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという。高階病院長から依頼を受けた田口は調査に乗り出す。

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ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)

海堂 尊

宝島社　2009/01/08
文庫 ( 4796667695 )
[ 価格 ]　¥500
[ 中古 ]　¥1

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満足度 ： ★★☆☆☆

内容紹介
高階病院長の特命で、速水部長の収賄疑惑を調べ始めた田口だったが、倫理問題審査委員会による介入や、新人看護師と厚生労働省のロジカル・モンスターの登場でさらに複雑な事態に巻き込まれていく。悲願のドクター・ヘリ導入を目前に、速水は病院を追われてしまうのか。切り捨てられゆく不良債権部門・救急医療を守る男の闘いと、医療の理想と現実をダイナミックに描き出した傑作エンターテインメント。

読み始めるとすぐに感じたのは

「うへぁぁぁぁ…　(´д｀)」


今回の主要人物である速水のキャラが個人的に受け付けないのだ。

しかし、正しいとされる事が一筋縄で是正されないイライラ感といい、病院がかかえる問題が切り込んで描かれている。



そして読み進むにつれ、実際に現場で働いている友人らが何度も言っていた言葉を思い出した。

「病院のTOP ＝ お役所仕事」

どんなに優秀な医師でも、病院を変えるなんてこたぁ一筋縄でいかない。
正攻法が無理なら、水面下で人知れずコトを行うしかない。


速水がやっている事は、正しいのか？　正しくないのか？

正誤の判定は問題でなく、命が救えているかどうか？か。

だとしても、速水が一人で突っ走りすぎた感が好きになれない。
（単に、速水の性格が苦手だからかｗ）


そいや、猫田婦長といい 花房美和といい食えない看護師が多いが、どの作品を通しても

藤原看護師最強は譲れない(ﾟДﾟ)

異論は認める。

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◆自分メモ◆

ブラック・ペアン1988
　　└1988年5月～11月
ひかりの剣
　　└1988～1990年
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
　　└1991年10月20日～10月24日
チーム・バチスタの栄光
　　└2006年2月4日～3月下旬
ナイチンゲールの沈黙
　　└2006年12月14日～12月26日
【済】ジェネラル・ルージュの凱旋
　　└2006年12月14日～25日
【済】螺鈿迷宮
　　└2007年6月14日～29日（バチスタから1年少し後）
イノセント・ゲリラの祝祭
　　└2007年8月25日～2008年10月26日
極北クレイマー
　　└2007年11月22日～2008年10月6日
【済】ジーン・ワルツ
　　└2009年1～10月
【済】夢見る黄金地球儀
　　└2013年8月19日～9月下旬
【済】医学のたまご
　　└2022年2～9月